三越の決算発表をみると、百貨店部門が「一人負け」状態になっており、中国観光客の買いはどこにいったのか…という状態になっているのです!
百貨店 売り上げ 866,216(百万円) -1.3% 営業利益 16,715(百万円) -18.3%
金融 売り上げ 26,102(百万円) +4.3% 営業利益 4,864(百万円) +20.6%
小売・専門店 売り上げ 32,123(百万円) +11.2% 営業利益 5,072(百万円) + 2.4%
他の部門はそこそこ好調となっているものの、主力のデパートが不振となっているのです。
中国人の買いが多いと言われてきていましたが、それが入ってこの数字なのか、実際には中国人の買いはさほど入っていなかなったのか、そして株高で高額商品が売れていると言われていましたが本当は売れていなかったのか、それとも高額商品は売れたものの一般消費者の買いがなかったのか。
今回の三越の売上・利益をみますと日本経済の本当の姿が見えてくるかも知れませんよ!