イギリスキャメロン首相はガーディアン紙で世界経済が再度危機に陥るリスクがあると警告を発しています。

中東の紛争と対ロ関係冷え込みにアフリカにおけるエボラ蔓延が相まって、情勢一般が悪化している、とキャメロン首相。

英国はいまG7の中でもっとも経済が好調に成長しているが、他国の経済問題がロンドンを直撃する事態を首相は警戒している。

「現代社会では全てのものが依存関係にあるので、グローバル経済における問題は広範化し、各国の経済は常に危機にさらされている。
すでにユーロ圏の成長鈍化が英国の輸出を抑える事態が現前している」と首相。

「ユーロ圏は第三の経済危機を迎えつつある。大量の失業者が出、成長が大幅に鈍化する事態が到来しつつある」と首相。

『世界的な金融危機から6年が経ったが世界経済のダッシュボードに再び赤信号が点灯している』

イギリスの首相がここまではっきりと第2のリーマンショックにつき言及することは異例ですが、昨日の安倍総理の発言でも、再度危機が訪れた場合、すると発言しており、世界の首脳が次のリーマンショックを¨予定¨しているかのような発言をしているのは極めて重大と言えます。

{3BED4860-DCE8-4B59-A1DA-86629E62D782:01}