10月のデパート売上高も、三越伊勢丹が-0.1%、大丸・松坂屋が-1.8%、高島屋が-0.4%、そごう西武が-1.5%となり、軒並み減少となっていると発表されています。

新車販売台数は減少率が拡大してきており(-0.8%から-6.0%)、在庫が積み上る事態になっており、年末にかけて自動車各社は更に強い生産調整、即ち、減産を強化しないといけない事態に追い込まれることになるかも知れません。

デパート各社も、今、客足が鈍ってきているようで、夕方に銀座三越に行きましても、上の階に行けばいくほど客がいないというのが目につきますし、食料品売り場でも客はそれほどいません。

金融緩和で株を持ち上げて高額消費が売れれば良いのかも知れませんが、それも一過性であり、国民が貧困化し始めている中、継続的な効果は得られません。