ヨーロッパも反発していましたが、微々たる反発であり力はありません。

ここで更に悪材料が出れば本格的な売り直しとなりますが、相場をみていますと売るための材料を探しており、ヘッジファンドの中にはこれからダウ平均で10000ドル割れを目指してポジションを組むところもあるようで、更なる超弱気となりますがヨーロッパの金融専門家の中にはニューヨークダウ6000ドルを唱える向きもあるようで次第に弱気が増えて来ています。

リーマンショックを超える大崩壊が金融市場に迫ってきており、世界中の資産家はその準備に勤しんでいますが、一般個人は更なるポジションを組んでリスクを高めており、中には既に追証発生等で蓄えてきた現物資産を大至急換金したいとして送ってくる個人もあります。

今後の大崩壊では資産家は資産を守り、個人投資家は蓄えてきたお金を全て吹き飛ばすことになるはずですが、最後の段階では、莫大な借金をつくってきた日本国とその国債を保有している金融機関は共倒れになるのは避けられません。

先のIMFの指摘にあります通り、国債バブル崩壊で世界中で400兆円を超える損失が出ると想定されており、この破壊力は我々が経験したことがない金額となります。