ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)が、今月1日に完全子会社化したイー・アクセスの議決権株のうち67%程度を売却する方向で最終調整に入った。関係筋によると、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)など11社と調整に入っており、売却総額は十数億円になる。

ソフトバンクは今月1日付でイー・アクセス株を2200億円規模の自社株との株式交換で完全子会社化した。関係筋によると、このイー・アクセス株を、議決権のある株と議決権のない株に分ける。無議決権は全体の99%程度になる見込みで、残る1%程度の議決権株のうち3分の2超を放出する。

議決権株は、サムスン電子やスウェーデンの通信機器エリクソン(ERICb.ST: 株価, 企業情報, レポート)のほかオリックス(8591.T: 株価, ニュース, レポート)など国内外11社に売却する方向で、それぞれに数億円程度ずつ振り分ける。イー・アクセスの買収では、総務省から割り当てられた周波数を独占することに懸念が出ていたことから、議決権比率を引き下げるねらいがある。

ソフトバンクは「当社が発表したものではなく、株式の保有形態については引き続き検討中だ」とのコメントを発表した。