古代マヤ文明の崩壊には気候変動が関係していた可能性を示す
研究結果が、8日付の科学誌サイエンスに発表された。

研究を行った国際チームは、文明が栄えた地域の過去2000年の気候変動を調査。
洞窟内の石筍(せきじゅん)やマヤ文明時代の考古学的証拠などを調べた。

論文の筆頭執筆者であるペンシルベニア州立大学の人類学者、ダグラス・ケネット教授に
よると、長期間続いた雨量の多い時期に栄えた文明が、660年ごろに訪れた干ばつで
飢饉(ききん)が起きてから、王の権威が失墜し始め、影響力を失っていったという。

政治が不安定化しわずかな資源をめぐって戦争が起きるようになり、崩壊につながったとみられている。