米共和党の副大統領候補ポール・ライアン下院予算委員長は、米連邦準備理事会(FRB)の息の根を止めたいとはそれほど思っていない。だが、ひとたび同氏が我を張れば、景気低迷に対して積極的に対処するのに十分な力をFRBから奪い去る可能性もある。
ライアン氏はこれまで、FRBの責務から雇用の最大化を図るという項目を外すことを狙う法案を支持してきたほか、FRBによる金融緩和政策の継続を強く批判してきた。また、米ドルが金本位制を採用していた時代に対する共感をほのめかしたこともある。
大統領選のロムニー共和党候補が副大統領候補にライアン氏を指名したことは、大方のエコノミストが予想するようにFRBが一段の金融緩和に動けば、選挙戦キャンペーンでFRBに対する攻撃が激化することを示唆しているほか、ロムニー氏が政権を取れば、FRBの権限を押さえつけたいとの誘惑に駆られる可能性がある。
ライアン氏はかつて、保守系シンクタンク「フリーダムワークス」(旧名・エンパワー・アメリカ)が主催したイベントで、「政府が自国民に対して行えることのうち、自国通貨の価値を低下させることほど陰湿なものはない。だが、これが現在、事実起きていることなのだ」と述べている。同氏は1990年代、同シンクタンクでスピーチライターとして勤務していた。
複数のアナリストは、こうした激しい非難の言葉がFRBの独立性に対する挑戦になっていると指摘する。ライアン氏のFRBに対する見方は、自由市場や、政府の関与を制限する同氏のスタンスに沿ったものといえる。
ロムニー氏陣営は、ライアン氏の金融政策に対するスタンスについてコメントを避けた。ロムニー氏は既に、債券購入を通じたFRBの景気刺激策第3弾が、景気回復に向け大して効果があるとは思えないとの考えを示している。また同氏は、2014年1月31日に任期が終了するバーナンキFRB議長を再指名しないとの意向も示している。
バルチック海運指数ですが、一時の1100ポイントから今日は714ポイントまで下落してきており、700どころか、600ポイント割れを視野に入れています。
今、世界中で物流が減少し始めており、FEDEXも業績の下方修正を行っており、この先、海運分野は中国向け輸出の減少と中国・韓国・日本からの輸出減少もあり、ガタガタになるかも知れません。世界は今猛烈な勢いで縮小に向かっており、経済規模の減少下に過剰債務がのしかかかるという最悪の状態になりつつあります。
金融市場は中央銀行の金融緩和で何とか息をしていますが、それも次第に息切れし始めてきており、いつまでもつかわかりません。
あり得ない程のお金をばらまく中央銀行ですが、中央銀行を救う銀行はありません。