IMFのラガルド専務理事が、世界の成長率が予想よりも弱まるとの見解を述べた。

その中で、欧州危機の日本への波及について2点挙げている。
(1)円高が日本の成長には望ましくない障害となる可能性
(2)輸出の多くが欧州向けで、欧州危機の深刻化が日本の
成長に大きな影響を及ぼす。

中国やインド、ブラジルなどの新興国の成長鈍化が明らかになってきており、ラガルド専務理事に発言の背景ともなっている。

世界経済はリンクしている。
日本の国内事情ばかりではなく、むしろ海外の経済情勢が大きく影を落とす。

すでに景気低迷から海外へ拠点を移す企業も増えているが、その海外でも景気が落ち込み始めているのだ。
日本もだめ、海外もだめとなれば、
もはや日本の企業の生き残る道は閉ざされてくる。

もちろん、私たち国民に還元されるお金そのもの量が減ってくる。
いくら緩和政策を行ったところで、金融市場止まりである。
その金融市場も危うくなっている。

収入源は乏しくなってきているのだ。
最後の収入源…
収入多角化戦略は、それを確保することを可能とする。

6月上旬の貿易収支が発表され、輸出が前年同月比で<4.7%減少>の3兆4324億円、輸入が<0.7%減少>の3兆6942億円となり、2617億円の赤字となったと発表されています。

上旬の輸出が5%近い減少をしており、6月全体としてどうなるか分かりませんが、中国経済の悪化がより進んでおり、ヨーロッパ経済もガタガタになってきており、日本が輸出出来る先はアメリカ位しかありませんが、円高が進む中、輸出は出来ても円高分を値上げしませんと、採算が合わなくなり、"ダンピング輸出"としてとんでもない結果となりかねません。

"景気が良い"としきりに政府・日銀が言っていることで円高が進めば進むほど、輸出採算は悪化しますが、その分だけドル建て価格を引き上げませんと、鬼より怖いと言われる"ダンピング課税"が待っています。