日銀は22─23日に開いた金融政策決定会合で
政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を0─0.1%程度に
据え置くことを全員一致で決定し、金融政策を据え置いた。
市場関係者の見方は次の通り。
●総裁会見次第で追加緩和期待が高まる
<大和証券 投資戦略部 部長 高橋和宏氏>
市場予想通り金融政策が据え置かれ、サプライズは無い。
注目は午後3時半からの総裁会見で、足元の欧州情勢の悪化を踏まえた当局の姿勢の
変化を確認したい。内容次第では6、7月に追加緩和を実施するとの期待感が高まる
だろう。
日銀会合を受け、外為市場ではやや円高に振れたが、市場にさほど大きな影響はない
とみている。特に日本株は朝方から売りが先行し、前日の上昇分を吐き出しており、
金融政策の据え置きもすでに織り込まれているのではないか。
●小幅な円買いで反応、調整的ドル売り入りやすい地合い
<野村証券 金融市場調査部 チーフ為替ストラテジスト 池田雄之輔氏>
一部の海外勢の間では、日銀による追加緩和の思惑が一時より後退したとはいうものの、
根強く存在していたため、金融政策現状維持の決定を受けて、市場は小幅な円買いで
反応した。さらに、前日海外市場でのドル/円の上昇は根拠に乏しいものであり、
この日は調整的なドル売りが入りやすい地合いだったとみている。
●予想通りだが、円高が懸念材料
<カブドットコム証券チーフストラテジスト 河合達憲氏>
日銀金融政策決定会合の結果は予想通りだったが、現状維持に多少の失望感はある。
為替が円高に反応したことも懸念材料だ。
日経平均は5月18日の安値8588円を維持できるかどうかがポイントになる。
これを割り込むと8500円の節目が意識される。
●市場はリーマンショックをはるかに超える
体外純資産増加等、円高相場へ向けた環境が出来上がりつつあり、今朝の金市場は1グラム400円を割り込んできており、ここから金安・円高が進めば1グラム3000円割れ、となりましても何ら不思議ではありません。
原油も1バーレル90ドル割れが迫っており、最終的には1バーレル60ドル前後まで暴落するはずであり、その時に1ドル60円台の円高となっていれば今の価格の半分になりましても何ら不思議ではありません。
新興国バブルが崩壊しつつある今、資源バブルが崩壊に入れば、我が世の春を謳歌しています日本の商社は一転赤字に転落するかも知れません。