太陽が月に隠されてリングのように輝いて見える「金環日食」が21日午前、
九州南部から東北南部までの太平洋側の広い範囲で起きた。
東京都心部では173年ぶり、大阪では282年ぶり、名古屋では932年ぶり、
日本全体では87年に沖縄で観測されて以来25年ぶりとなった。
金環日食にならなかった地域でも、太陽が大きく欠ける部分日食になり、
日本の多くの人が「世紀の天体ショー」に注目する朝となった。
次回の金環日食は18年後の30年6月1日に北海道地域で見られることになる。
今年は天文現象の「当たり年」。来月6日には金星が地球と太陽の間を通る際、
太陽の中をゆっくりと移動する黒い点となって見える「金星の太陽面通過」が
8年ぶりに観測される。8月14日には金星が月に隠される「金星食」もある。
