日本のマスコミは広告料をたくさん貰えるトヨタの決算発表では驚くべき反応を見せています。
これでもか、という位の発表をしているのです。

勿論、間違った報道は一切行っておりませんので正確な報道ではありますが、もっと丁寧に報道するべきだと言えるのです。

決算発表内容(詳細)

売上・利益

≪自動車部門≫
売上 16兆9945億円(-2.0%) 営業利益 216億円(-74.8%)

日本   売上 11兆1673億円(+1.6%)   営業損失 2,070億円
北米   売上  4兆7518億円(+12.5%)  営業利益 1,864億円
欧州   売上  1兆9939億円(+0.6%)   営業利益   177億円
アジア  売上  3兆3342億円(-1.2%)   営業利益 2,567億円
その他 売上   1兆7601億円(-2.7%)   営業利益 1,088億円

<金融部門>
売上 1兆1003億円(-7.7%) 営業利益 3,064億円(-14.5%)

<その他>
売上 1兆489億円(+7.9%) 営業利益 420億円(+19.4%)

これがトヨタの決算の実像です。

自動車販売部門では17兆円余りの売上にも拘わらず、利益はわずか216億円しかない姿となっています。
しかも、日本国内では<2,070億円>の赤字になっているのです。

トヨタが稼いでいます分野は、金融分野であり、3,064億円も稼いでいるのです。
金融分野の売上1兆1,003億円で利益3,064億円ですから、利益率は27.8%にもなり、サラ金顔負けの利益率となっているのが分かります。

トヨタはここ数年、自動車で利益をあげている会社ではなく、融資等金融分野で利益をあげている会社になっており、それはそれで良いことなのでしょうが、ならば株式市場では、ポスト替えをして、金融部門に移行するべきだと言えます。

また、今期、トヨタは1兆円の営業利益予想と報じられていますが、単体の決算をみますと以下の通りです。

売上 9兆9,500億円 営業赤字予想  700億円

トヨタ自動車単体では、今から700億円の赤字を予想しているのです。