海洋研究開発機構などは、海のプレート(地球を覆う岩板)が陸側のプレートの下へ潜り込む境界面のうち、
これまで考えられていた震源域より浅い部分で、「超低周波地震」を観測したと発表した。

境界面の断層がゆっくり滑るタイプの地震だが、滑りが海溝まで達すると、揺れが小さくても大きな津波
(津波地震)につながる可能性がある。6日の科学誌ネイチャー・ジオサイエンス(電子版)に掲載された。

超低周波地震が観測されたのは、和歌山県新宮市から沖合100キロの南海トラフ沿い。
2009年3月、30~100秒かけてゆっくり滑る地震(マグニチュード4程度)を、3台の海底地震計が捉えた。

震源はプレート境界の浅い部分(深さ5~6キロ)だった。
通常の地震は、深さ10~30キロで発生している。