S&Pは、スペインの長期国債格付けを、現在の「A」から、「BBB+」に2段階引き下げ、さらに格下げを予想する「ネガティブ」としており、投機的格付けに落とされる可能性が出てきています。
ユーロ圏第4位の経済規模を持つスペインがBBB格に落とされた意味は大きく、スペインを支援するユーロ各国の負担は一層増すことになります。
日銀等の金融緩和が今日にも発表されるかも知れませんが、金融市場にお金をばらまき、今の時間を稼ぐしか道はない状況に追い込まれています。
日本銀行が発表しました追加緩和マネーは5兆円から10兆円と言われていましたが、下限の5兆円となり、この5兆円をめぐって金融市場は一時大荒れになっていました。
5兆円は金曜日の週末をしのぐには丁度良い金額となっており、また見方によっては10兆円欲しかったのに、5兆円では少ないとなります。
どちらにせよ、金融市場に5兆円がばらまかれる訳であり、かつ日銀がETFを買うかも知れませんので、株式市場は上昇して引けるのでしょうが、世界から見れば「たったの5兆円」となるわけであり、これではスペイン国債2段階格下げ後の金融収縮を補うことが出来ません。