シャープは、電子機器の下請けで世界最大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業から670億円の資本注入を受け、筆頭株主になると発表しています。


今回の提携の場で、幹部は、『これまでのように研究開発から設計・生産をすべてを手掛けるのではなく、これからは協業を含めた取り組みを行うことが重要』と述べ、事実上、下請けの下請けになることを選んだことになります。

台湾企業から部品生産の受託を受け、減損会計リスクがあった堺工場の操業率を50%以上に引き上げるとしており、まさに、倒産の淵から救って貰ったことになりますが、失うものも多いのも確かです。

下請けの下請けでは、当然社員はそれなりの待遇になりますし、取引企業も相当切られる筈です。

シャープという名前は生き残るかも知れませんが、生存権は台湾企業が握ることになります。
既に、設備を中国企業に売り払ってもおり、今やシャープは中国企業の傘下に入ったも同然となります。