アイドルグループAKB48の前田敦子(20歳)が、3月25日に行われた公演
「業務連絡。頼むぞ、片山部長!inさいたまスーパーアリーナ」最終日に、
グループからの卒業を発表した。これまでエースとしてAKB48をけん引してきた前田だけに、
卒業はファンにとっても、メンバーにとっても衝撃のサプライズとなったが、
この件について総合プロデューサーの秋元康氏がGoogle+でコメントを発表している。
これまで前田から何回か相談を受けていた秋元氏は「もちろん、引き止めました」としながらも、
話し合いをしていく中で最終的には「自分で決めなさい」と決断を前田に委ね、
「もし、発表するならSSAの最終日」と話していたそう。そして迎えた25日の公演で
「前田が胸に手を当て、落ち着こうとしているのを見た時、『発表するつもりだな』と思いました」と、
“その時”を振り返っている。
また、秋元氏は「前田敦子はストイックです。なあなあな関係が嫌いで自分を追い込みます。
孤独です。自分への苛立ちが、時に誤解される“不機嫌さ”です。でも、みんなが
自分に気を遣ってくれることもつらかったようです。このままAKBの心地いい環境にいたら、
もっとわがままになってしまう自分が怖かったのかもしれません。
だから、敢えて厳しい世界に飛び込もうと思ったのでしょう」と気持ちを代弁。
その上で「そんな不器用な前田を6年半もセンターに指名してしまったわけですから、
もう前田の好きにさせてあげたいと思いました」と、最終的にこの決断に至った胸中を明かし、
「具体的なことは、まだ何も決まっていませんが、みんなで前田の卒業を祝ってあげませんか?」とファンに呼びかけている。
前田は25日の公演のアンコールで、涙ながらに「私は14歳のときにAKBのオーディションを受けました。
そのオーディションを受けることは私にとって、人生で初めての大きな決断でした。
そして、今日ここで、2回目の大きな決断をさせてください。私、前田敦子はAKB48を卒業します」と、
AKB48から卒業することを報告。具体的な時期については現時点では未定としている。
2005年の「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、
AKB48の1期生となった前田は、グループ発足時から中心メンバーの一人として活躍。
2009年の「AKB48 13thシングル選抜総選挙」では1位、2010年の「AKB48 17thシングル選抜総選挙」は2位、
2011年の「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」では1位となるなど、“不動のエース”として絶対的な人気を誇っている。
一方、AKB48の活動と並行して、2007年から女優としても映画やドラマに出演。
昨年は映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、
ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~2011」(フジテレビ系)で共に初主演を務め、
今年の冬ドラマ(1~3月期)では「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」(TBS系)に出演した。
