日本で生まれたインスタントラーメン。こちら米国では「ラーメンヌードル」(Ramen noodle)
という名で親しまれています。カップ入りインスタントも人気ですが、袋入りはこれまた値段が
安いので、出費を抑えなきゃ生活していけない学生などには、まさに「頼みの綱」な食べ物。
なにしろ、1袋10~20セント(1ドル=80円で計算しても、8~16円程度)でも購入できる
のですから、これだけで1食分完了したとしたら、まさに破格の食費です。

でも、これだけ食べるってワケにもいかないし、そもそも飽きちゃうのでは? という疑問も
湧いてきます。ところが、米国人。日本人には考えつかないような、斬新なラーメンヌードルの
レシピを考案しており、それがまた、サラダからデザートにいたるまであるという……。
まさに、ラーメンヌードルだけで、フルコースにもなりそうな勢いなのです。

100 Awesome Ramen Noodle Recipes for Starving College Students――訳して「貧乏学生の
ための、ラーメンヌードルの素晴らしいレシピ 100」といった、ラーメンヌードルを使用した
格安なレシピを紹介するサイトをいくつかのぞいてみると、そんな米国人が思いついた、数々の
レシピが紹介されているのですが、

これまた恐ろしい……、いや、楽しいレシピばかり。

手始めにサラダですが、こちらはゆでる前のラーメンを砕いてサラダのトッピングにする、
というコンセプトが中心のようです。まあ、こちらは日本でもたまに見かけるインスタント
ラーメンの使い方のような気がするので、許せる範囲でしょうか。

しかし、「ラーメン・ピザ」あたりから、ちょっと雲行きが怪しくなってきます。こちらは、
ゆでたラーメンをピザのクラスト部分にして、上にトマトソース(瓶詰め)、チーズ、ペパローニ
・ソーセージなどをトッピングしてオーブンで焼いたもの。うーん、クラストなんだから多少
パリパリ感があったほうがいい気がするんですが、ラーメンじゃなぁ……。

でも、これで驚いては、まだまだいけないのでした。なにしろ、次に行き着くのはデザートですし。
コチラのラーメンヌードル・ブログで紹介されていたチョコレート味ラーメンは、調理前の麺の
上にマシュマロとチョコレートチップを置き、オーブンで焼くことでトッピングが溶け出して
ラーメンにコーティングされて、「リッチな味わい」になるというデザート。チョコレートと
マシュマロという、ダブルな甘さが、逆にワタクシの心を、切ない気分にさせるです。ちなみに、
手作りがめんうどくさい方には、こちらの販売されているラーメンチョコレートもあるそうです。
さらにラーメンヌードルと、どぎつい色とフレーバーで人気の米国のゼリーミックス「Jell-O」を
組み合わせた、視覚的にも挑戦的なデザートも。本当にゼリーの中にラーメンが入っています……(涙)。

さらに、ラーメンなのに、ピザなのに、デザート……という、二重三重にややこしいレシピも
発見。その名もラーメン・デザート・ピザ(ネーミングそのままかよっ! というツッコミ禁止)です。
ブラウンシュガーと蜂蜜でソテーされたバナナ、ピーナッツバター、そしてチョコレートチップを、
調理前のラーメンヌードルにトッピング。これまた甘そうな、そして米国人が好きそうなレシピです。
果たしておいしいのでしょうか?

作ってみようかなぁ……。甘そうだなぁ。でも「怖いもの見たさ」もなぁ……。と、悩んで日が
暮れそうです。



$シロップ_821とそよ風の語らい