今、流行りのタブレット端末ですが、アップルが世界独走かと思っていましたが、アマゾンが急伸してきており、世界勢力図が変わりつつあります。
<世界シェア10-12月>
アップル(アメリカ) 57%
アマゾン(アメリカ) 14%
サムスン(韓国) 8%
バーンズ(米国) 7%
アスース(台湾) 2%
その他 12%
アマゾンが0%から一気に14%のシェアを獲得しているのですが、その背景には『低価格』があります。
アップルは$499であるのに対してアマゾンは$199としており、低価格で一気にシェアを広げているのです。
今や世界では低価格が主流になりつつあり、一部ではアップルは$50で販売するのではないか、とさえ言われており、世界中で、低価格競争が激化することになりますが、これでなにが起こるとか言いますと、日本メーカー全滅です。
今や日本のシャープ等電機メーカーは、タブレット端末の部品を作って細々と生きながらえていますが、シャープがアップルから一部製品で切られ、サムスン等に注文が流れたと言われていますが、低価格が進めば、とても日本メーカーは韓国・台湾・中国メーカーに太刀打ちできません。
上記のシェアを見ても分かりますが、日本は一社も入っていません。
先端技術である電子端末分野で、日本社が一社も入っていないのです。
そこに低価格が襲い、部品メーカーでも生きていけないとなれば、日本電機メーカーは生きる道を失います。
日本メーカーは少しの販売で儲けられる「高機能化」という道を歩もうとしていますが、これはいつか来た道であり、すべて失敗しているのですが、また同じ道を歩もうとしています。
タブレット端末に一般消費者が高機能化を求めているのか、低価格の汎用品化を求めているのか、まるで分かっていないのが日本メーカーですが、この背景には「これで儲けなくてはいけない」という作る側の理屈が重要視されているからなのです。
結果なにが起こるは明白です。
日本メーカーの在庫の山で、作っても作っても赤字になります。
今、部品メーカーも含め、電機関連メーカーの在庫回転率が急速に悪化しており、この間製品価格は下落を続けており、このままいけば膨大な在庫損を計上するか、決算数字を作るために「在庫飛ばし」をする必要が出てきます。
シャープ、パナソニック等が従業員半減を打ち出しましても、何ら不思議ではない状況になりつつありますが、その反響が恐ろしくて誰も言えないのが実情ではないでしょうか?