パン屋さんが増えたり、ホームベーカリーが人気だったり、“パン好き”がますます増え、
90%以上の家庭で朝食にパンが食べられているという(マルハニチロ食品調べ)。
パンの魅力について、日本パン技術研究所所長の井上好文さんはこう話す。

「もともとジャムなどのスイーツ系から、ハムやチーズなどおかず系まで、何にでも合うのがパン。
最近は食べる人の発想も柔軟になり、合わせるものもどんどん幅広くなっています。
私はフランスパンにお刺身を合わせて楽しんでいますよ」

 元来ご飯に合う、和の食材の納豆や、みそやしょうゆなどの調味料にも“パン専用”が出てきているのだからびっくり。
 さまざまなトーストのアレンジを提案するのは、『トーストの本』(グラフ社)の著書もあるフードコーディネーターの、みなくちなほこさん。
「バターの代わりに食べるラー油やごま油を塗るだけで新しい味の発見があります。
ごま油+韓国のりとキムチなんてすごくおいしい。食材をトッピングすることでパン単体では補えない栄養素も取り入れられます」

そんなみなくちさんがオススメする“ちょいのせ”トーストレシピは、【しょうが+砂糖+シナモン】。
 食パンにバターを塗り、すりおろしたしょうが、砂糖をのせてオーブントースターで焼く。
仕上げにシナモンを振る。量はすべてお好みで。砂糖はきび砂糖がおすすめだが、グラニュー糖や黒糖でもOK。
「さらに粗挽きこしょうをかけると、スパイシーな風味が加わりまたおいしいです」

また、オールアバウト・パンガイドの清水美穂子さんがオススメするのは、【アボカド+塩】。
 トーストした食パンに、くし形に薄くスライスしたアボカド1/4個をのせ、
塩(できれば天塩など自然塩がベター)を振る。さらにレモン汁をひとしぼりすればさっぱり! 
「完熟したアボカドにはコクがあるので、バターいらずでヘルシーに食べられます」