2012年2月23日、米誌フォーチュンは、ウォールストリートで日本が世界金融危機の
次なる「誘発点」になるとの見方が広がっていると報じた。中国紙・経済参考報が伝えた。
以下はその内容。
欧州債務危機が一息ついたばかりだが、ウォールストリートは日本が世界金融危機の
次なる「誘発点」になるのではないかと心配し始めている。日本経済は衰弱し、借金の
額もすでにギリシャを上回る水準に達しているからだ。
ウォールストリートでは今、日本の債務危機が爆発を起こす日に備え、日本国債のCDS
(クレジット・デフォルト・スワップ)の買い入れが活発化している。ニューヨークと
ロンドンの取引所でも職員が「最近の日本国債のCDS指数は135bp前後で、利回りより
100bpほど高い」と話している。
日本の債務爆弾が明日すぐに爆発するわけではないが、現在の日本のCDS価格は1年前
より50%高くなっている。ウォールストリートでは、日本政府がもはや返済能力を
持ち合わせておらず、史上最大規模のデフォルトを引き起こす可能性が高まっている
とみているようだ。
日本の政府債務残高は対国内総生産(GDP)比235%に達し、今なお上昇を続けている。
その危機的状況は他国と比べるとよくわかる。米国は同98%、かなり緊迫した状況と
みられるギリシャでも159%、ポルトガルは110%前後にすぎない。