世界各国で大型地震が報告されているが、その異変は南極周辺で顕著となっているという。
 チリでマグニチュード6.2の地震、サンドイッチ島の群発地震、近辺でアザラシの大量死などなど…。今年に入ってからは、1月12日に南アフリカで5回の地震、1月15日には南極でマグニチュード5.1、1月19日にはマグニチュード6.1の地震が起きている。南極を中心に、その周辺地域が明らかに不安定だと言うのだ。
 そして今月に入り、南極に巨大な亀裂が走っていることをNASAが報道したのである。
 これは南極のパイン島という場所にある氷河なのだが、18マイル(約29km)に渡って裂け目が出来ているのだ。この亀裂はところにより幅29メートル、深さは5メートルもあるという。NASAが公開している写真や動画で見ると、氷河にピシッと亀裂が入っているだけのように見える。だが、実際は約30メートルにも及ぶ穴が空いているわけで、この場所は向こう岸と明らかに分断されてしまっているのだ。
 しかもこの亀裂は、現在広がり続けているという。科学者たちは、いずれこの氷河は切り離され、560平方kmにもなる超巨大氷河になるだろうと考えている。
 今、南極の氷河は急速に氷の量を減らし続けている。今回亀裂が見つかったパイン島だけでも、1年に6m程度の氷河が失われているというのだ。この現象は北極でも同様で、北極の氷河も年々氷を失い続けている。なぜ、地球上の氷河は消えつつあるのだろうか?
 南極周辺地域で多発する地震、そして氷河に走る巨大な亀裂、そして失われていく氷河。これらの原因は、現在まったくわかっていない。一部では地磁気の減少によるポールシフトの前触れではないかと噂されているようだ。
 いますぐポールシフトはないかもしれないが、南極の磁場が不安定になっていることは明白だ。地球内部で何かが起こっていることは、間違いないだろう。


$シロップ_821とそよ風の語らい