ラテンアメリカで中国製自動車の数が急増している。13日付で環球時報が伝えた。
ラテンアメリカで価格の安い中国製自動車が現地消費者の収入増加に伴い、
飛ぶように売れている。
リマのタクシー運転手、マリオさんも最初は中国車の安全性やアフターサービスなどが
今ひとつ信用できなかったが、
「徐々に良い評判が耳に入ってくるようになったんです」。
結局、1万2000ドル(約93万円)で中国車を買った。フィアットやルノーの半額だ。
「決めるまで時間はかかりましたが、良い買い物をしたと思っています」とマリオさん。
医師のルイスさんも最初は中古の日本車を買おうと思っていたが、
広告に載っているのは値段の安い中国製ばかりであることに気が付いた。
親戚たちからも中国製にするよう勧められ、結局、1万6000ドル(約124万円)で
中国製を購入。ルイスさんも、
「中古を買う金額で新車の中国製が買えるんです。正しい選択をしました」と話す。
似たような話がラテンアメリカの至る所で聞こえてくる。チェリー(奇瑞)や
江淮などの中国ブランドは現地ですっかりお馴染みとなった。
販売店は次から次へと中国車を市場に送り込んでいる。
売れ行き好調の理由は値段の安さだ。欧米製や日本製の半額から3分の1で買える。
世界銀行によると、ラテンアメリカの中産階級は2002年の20%から現在は
30%にまで増加した。
こうした背景も値段が手頃な中国車の人気に火が付いた大きな原因といえよう。
