日銀は24日開いた金融政策決定会合で、平成23年度の実質経済成長率見通しを
下方修正し、前年度比でマイナス0・4%とした。
昨年10月の見通しではプラス0・3%だったが、海外経済の減速や円高を受けて
見直した。
政策金利を0-0・1%とするゼロ金利政策の維持は全員一致で決定した。
10月に2.9%から2.2%へと下方修正した24年度の実質成長率も、
2・0%へとさらに引き下げた。
25年度については、10月予想時の1・5%から1・6%に上方修正した。
物価変動の激しい生鮮食品を除いた消費者物価指数も23年度は前年度比
0・1%下落する見通し。
10月の0・0%から0.1ポイント下方修正しており、デフレ脱却が遠のいた。
日銀は、昨年12月の金融政策決定会合で日本経済の持ち直しの動きが
「一服している」と指摘。当面、横ばい圏内が続くとみている。
ただ、個人消費などの内需は比較的堅調で、今後は東日本大震災からの復興需要が
期待できることから、景気の先行きが「緩やかな回復経路に復する」とする
景気回復シナリオは維持した。