今、世界的に主要株指数が買われており、昨日もNYダウは96ドル余り上昇して引けていましたが、ではS&P、ナスダックはどうだったでしょうか?

S&P指数 +0.88(+0.07%)
ナスダック -1.63(-0.06%)

ニューヨーク市場全体を見る指標であるS&Pは殆んど変わらず、ナスダックは下落して終わっていたのです。

如何にニューヨークダウが買われていたのか、分かります。

世界的金融緩和もあり、とにかく株を買い上げろ、商品市況を買い上げろ、ユーロを買い上げろという「動き」になっているものですが、経済は悪化の一途をたどっており、ヨーロッパ危機が、アジア危機になりつつある中、果たしてこの動きが続けられるでしょうか?

日本ではまだ危機が本格化していない中、ソニー、パナソニックの格付けが引き下げられましたが、ソニーに至ってはA格を失っており、並みの企業に落ち込んできています。
過去の栄光では生きていけない状況に落ち込んできており、もはやサムスと比較すら出来ない状態にまで落ち込んでしまっているのです。

自動車ではトヨタはあっという間に世界1位から今や世界第3位(日産・ルノー連合を正確に換算すれば日産・ルノー連合が3位になると言われており、トヨタは4位になるといわれてます)になり、韓国の現代自動車にも抜かれることもあり得る状況になってきています。

造船分野も昔は世界の造船大国と言われる程でしたが、今や既報の通り、見る影もない状態になっており、
鉄鋼も日本国内で仲間同士の株の買い支えをやっている間に世界に抜かれ、気がつけば自分たちの株の暴落で膨大な損を抱える有様であり、しかも日本国内でのリストラが遅れて減産しても赤字になるという高コスト体質が一向に変わらず、このままいけば、軒並み倒産することもあり得る状況になってきています。世界経済も日本経済も今や大崩壊に身構える時期に来ています。