南極周辺に生息する世界最大のペンギン「コウテイペンギン」が1回の潜水で羽を動かす回数の上限は、
平均約240回だったことが東京大大気海洋研究所などの日米の研究チームの調査で分かった。


 動物の捕食行動の仕組みを解明する上で貴重な成果だという。英科学誌「ジャーナル・オブ・
エクスペリメンタル・バイオロジー」に発表した。

 コウテイペンギンは全長1~1・3メートル。短い息継ぎをはさみながら、繰り返し潜水してエサをとる。
1回で30分近く潜ることができるなど、鳥類では最大の潜水能力を持つ。

 同研究所大学院生の塩見こずえさんらが、南極周辺の海域で、13羽のコウテイペンギンに小型の計測装置を
取り付けて羽ばたきの回数を調べた。各ペンギンが1回の潜水で、エサ取りをしている間に最も多く羽ばたいた時の
回数は、それぞれ約200~約300回で、平均約240回だった。研究チームは「1回の潜水で無理しすぎると、
長い休憩が必要になる。最も効率的にエサをとるため、ペンギンが身につけた特徴ではないか」とみている。



$シロップ_821とそよ風の語らい