シャープが大型テレビの有力市場である米国で攻勢をかけている。
同市場を統轄する高橋興三常務執行役員は8日の会見で、
60型以上の大型液晶テレビ事業について、
「今年度の米国市場での販売台数は100万台の大台を超える」との見通しを
示した。
米国の生活スタイルの中で同社が得意とする超大型テレビが優位性を発揮し、
ライバルの韓国メーカーを大きくリードしている格好だ。
2010年度は60型の4機種だけだった製品群を11年度は60~80型の
18機種まで拡充。
また、米国での同社製品取り扱い店舗数を昨年末の3300店から
今年10月には9400店と3倍に増強した。
これら営業戦略の結果、
米国でのシャープの大型液晶テレビシェア(11月末時点)は台数ベースで
77.8%と他社を圧倒。
昨年度の販売台数はカナダを含む北米市場で20万台だった。
高橋氏は「認知度向上で、年末商戦も非常に好調だ」と述べ来年度以降にも
期待を込めた。