橋下徹代表(42)率いる「大阪維新の会」が大阪ダブル選挙(27日投開票)で圧勝。
大阪の風俗業界から維新を歓迎する声が湧き上がっている。一体どういうことなのか。
橋下府政時代の2009年、風俗案内所条例が改正され「大阪府特殊風俗あっせん事業の規制に
関する条例」が施行された。これにより性風俗の案内所の営業は禁止され、キャバレーや
キャバクラの一般風俗店の案内所も学校や病院の周囲100メートル以内での営業が禁止されている。
府下に約150店近くあった案内所は軒並み閉店に追い込まれ、キャバクラ紹介などの〝健全店〟
だけが細々と営業を続けている。明らかな締めつけに見えるが、なぜ風俗業界は橋下維新を歓迎するのか。
あるファッションヘルス経営者が説明する。「あれは関西の経済同友会が府に圧力をかけて
府議会に上がった条例で、橋下さん主導のものではなかった。橋下さんはもともと『大阪は
ピンクの街でもいいじゃないか』と言っていたし、カジノ構想だって持っている。風俗も経済であり、
税収の一部として考えているんですよ。我々はこの4年近く法律的な締め付けは受けていない。
景気は悪くてもやりにくさは感じなかった」
また、条例が形骸化しているとの指摘もある。あるミナミの案内所の店長は「こんなザル法なら
ちゃんとやっている店が迷惑しますよ。悪徳な案内所と一緒にされたくない。橋下さん(維新)が
本気で条例に取り組むならこんなことにはならない。悪徳業者を一掃してほしいですよ。維新に
頑張ってほしい」と期待を込めた。
水面下でデリヘルなどの紹介を続ける悪徳業者がはびこり、条例を順守する〝健全案内所〟からすれば
こんな迷惑な話はない。かつて知事時代に「こんな、わい雑な、いやらしい街はない。大阪がカジノも
風俗街も引き受ける」とまで発言。橋下氏なら業界発展のためにアンフェアな取り締まりはしないというわけだ。