今季不振に終わったマリナーズのイチロー外野手(38)が、来季は定位置の1番打者を
外されるのではないかとの憶測が広がっている。

 11年連続200安打を達成できず、メジャー移籍後初めて打率3割にも届かなかった。
地元シアトルのメディアでは「出塁率よりも安打数を重視するイチローは、1番打者には
向かないのでは」との論調が強くなっている。

 エリック・ウエッジ監督(43)も、シーズン終了時に来季のイチローの打順を含めた起用法
を尋ねられると「あらゆることを含めて考えなければならない」と返答。この一言で、来季の
1番は確定ではなくなった。

 気が早い地元ファンは、ネット上などで来季の開幕オーダー予想を開始しているが、
1番打者として人気が高いのはダスティン・アクリー内野手(23)。ボールを捕らえる技術は
イチロー以上といわれる若手のホープで、今季打率・273、出塁率・348は、イチローの
・272、・310を上回る。ちなみに、イチローは「2番」とする予想が増えている。

 これまでイチローは、オーナー筋と強いパイプを持ち、実力も兼ね備えていただけに監督
ですらもの申すことのできない独立領域にいた。しかし今季平凡な成績に終わったことで、
チーム内の雰囲気は変わっていくかもしれない。