2011年11月3日、中国・上海で米アップル社の前CEOスティーブ・ジョブズ氏の伝記本の海賊版が早く
も登場し、街角の露店で飛ぶように売れている。新聞晨報が伝えた。

ジョブズ氏の伝記本が発売からわずか10日も経たないうちに早くも海賊版が登場、街角の露店で堂々
と売られている。「正規版」の1冊68元(約820円)に対し、海賊版は1冊わずか10元(約120円)。表紙は
本物と全く同じだが、紙質は粗悪そのもの。本の厚さは本物の半分ほどで誤字も目立つ。さらに驚くの
は、中身は全く別の内容であること。それなのにちゃっかりと正規版を出版した「中信出版社」の文字が
印刷されている。

このほか、検索大手グーグルの元中国代表、李開復(リー・カイフー)氏の推薦と表紙に書かれた20元
(約240円)のものも売られていた。こちらは中身が確認できなかったものの、店主いわく「中身は本物と
全く同じ」。海賊版は店の1番目立つところに置かれ、売り上げも上々。店主は「1日何冊も売れているよ。
『露店売上ランキング』の首位を独走中」とほくほく顔で語っていた。