財務省が24日発表した平成23年度上半期(4-9月)の貿易統計速報(通関ベース)は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が前年同期比で1兆6666億円のマイナスと、5期ぶりの赤字となった。東日本大震災の影響で、自動車や半導体など電子部品の輸出が減少した。
上半期の輸出総額は前年同期比3・8%減の32兆8104億円と4期ぶりのマイナス、輸入総額は12・1%増の34兆4771億円と3期連続のプラスだった。
同時に発表した9月の貿易統計速報(通関ベース)では、貿易収支は3004億円と2カ月ぶりの黒字。東日本大震災で落ち込んだ生産の回復で輸出が、2カ月連続で前年水準を上回ったことが貢献した。
輸出額は前年同月比2・4%増の5兆9807億円。サプライチェーン(部品の調達・供給網)の復旧により、自動車や自動車部品が好調で、2カ月連続のプラスだった。輸入額は12・1%増の5兆6803億円で、21カ月連続のプラス。原子力発電所の稼働停止で原油や液化天然ガス(LNG)など代替燃料の需要増が続いている。
世界最大の借金額、税収より新規国債発行が上回っている実態、過去2番目の膨大な貿易赤字を抱え、更に高齢化が進む日本が、果たしてどうして生きていけるのか。
ギリシャが「まだ」ましだと世界が判断することもあり得ます。なぜなら、ギリシャは脱税を正常化させれば、膨大な税収が入り、「まだ」再建の余地があるからです。日本は、ほぼ目いっぱい税収を確保してでの財政赤字であり、実態からすれば、「まだ」ギリシャの方が良いと言えるのです。