ユーログループのユンケル議長は、ドイツの経済専門紙ハンデルスブラットとのインタビューのなかで、ユーロ圏債務危機の解決に向けた「10のステップ」を示した。

 議長の提案は以下の通り。 

 1)ギリシャへの次回融資の実施。

 2)ギリシャ債務の持続可能性の判断。

 3)財政健全化措置の厳格な実行。違反が続く国には無条件で制裁。

 4)銀行の資本増強へのロードマップ。まずは自力での調達を目指し、

   必要に応じて政府関与も。銀行を救済した納税者への配当も検討。

 5)金融取引税の導入。 

 6)重債務国向けの成長プログラム。

 7)財政をめぐる欧州各国間の分裂解消。

 8)金融市場の規制強化。

 9)格付け会社への新たな対応。

10)経済統合の深化。


世界的に、国債売り・株買いが進んでいるもので、更には商品市況にも資金が流れ込んでいますが、この理由はヘッジファンドのお化粧買いです。

解約するかどうか10月31日までに顧客は表明する必要があり、ヘッジファンド側はなんとか解約を思いとどまらせるために、ファンドの基準価格引き上げを狙って、「業界全体」で買い上げに動いているからです。

お化粧買いは日本の専売特許ではなく、世界的な金融村の得意技ですが、これが継続的に成功したためしがなく、解約を思いとどまらせた段階で、「やれやれ」となり、後はまたおいしいお金を料理すればよいことになります。

金融村にとって問題はギリシャ国債だけではなく、ヨーロッパ国債の利回りがじわりじわりと上昇していることにあります。

じわりじわり上昇する世界中の国債が暴落する日。

世界金融市場及び世界経済のメルトダウンが本格的に始る日ですが、それに一歩、一歩近づいていると言えます。