スロバキア議会(定数150)は11日、
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)機能拡充案を否決した。
同案の採決は信任投票も兼ねていたため、ラディツォバー首相率いる内閣は退陣するが、
同首相は野党に協力を要請する方針を示しているため、EFSF拡充案は再度行われる採決では
可決されるとみられている。
ミクロシュ財務相は、同案は週内には可決されるとの見通しを示した。
投票の結果は、賛成55、反対9。残りは棄権となった。
連立政権を構成する4政党のうち「自由と連帯(SaS)」の党員などが棄権した。
投票の結果が効力を持つには、議席数の半数以上の票が必要になる。
EFSF拡充案をめぐっては、左派の野党「道標(スメル、Smer)」が、
内閣改造もしくは首相の辞任を条件に支持するとの立場を示しており、
ラディツォバー首相が近く実施を要請するとみられる再投票で同案は承認されるとみられている。
スメルはこれまで、EFSF拡充案に基本的には賛成するとの立場を示してきており、
現政権の退陣を受けて協議に応じるとしていた。
首相経験のあるスメルのフィコ党首は議会で「スメルには協議する用意がある」と述べた。
同党幹部は、再投票は「可能な限り早い時期に」実施されるとの見方を示している。
ラディツォバー首相は前週、今月開催されるユーロ圏首脳会議までにはEFSF拡充案を
可決させるとの姿勢を示していた。
ユーロ圏首脳会議は当初10月14日の予定だったが、23日に延期された。
同首相は後任が決まるまで現職にとどまる。
EFSF拡充案はすべてのユーロ加盟国の議会での可決が必要となっており、
スロバキア以外の16カ国ではすでに承認されている。
80億ユーロの次回融資実施に合意したと報道されていますが、ギリシャ国内はこれら3者からの干渉に反発し、連日デモが繰り広げられ、ゼネストも頻発しており、合意内容など実行できないことは、調査団ならだれでも分かっている筈です。
にも拘わらず今回の融資実行条件が担保されたとの発表は、この調査団がとんだ「茶番団」であり、「初めから結果ありき」という事を図らずも露見させてさせてしまったということになります。
ギリシャへの融資が80億ユーロで済むはずがないのも彼らは百も承知ですが、今はとにかく先送りしかできないということになっているのです。
果たしていつまでこのような「先送り」を続けることができるでしょうか?
デクシアに次いで、更なる金融破たんが起こることも想定されていますが、次の破たん規模は1けた違った破たんになります。
今、政策当局は当該金融機関の何としても破たんを防ぐために、この金融機関が保有します世界中の資産を売却させ、1ドルでも多くの現金を集めていますが、とても必要としている資金を入手できるものではなく、日本の『外貨準備高』から10兆円規模の資金を持ってくるしか道はありません。