米アップルは4日(日本時間5日)、高機能携帯電話(スマートフォン)の新型機種
「iPhone(アイフォーン)4S」を14日から日米など7か国で発売する
と発表した。

日本ではソフトバンクモバイルに加えて、KDDI(au)からも初めて販売される。
人気機種の併売開始に、スマートフォンの販売競争が一段と激しくなりそうだ。 

ソフトバンク、KDDIはともに7日から「4S」の予約を受け付ける。
KDDIは5日、auのウェブサイトのトップページで「4Sまもなく登場」と紹介。
販売に力を入れる姿勢を打ち出した。

これに対し独占販売が崩れるソフトバンクの関係者は、
「電波状態の良いKDDIと併売されれば苦しい」と警戒する。
併売により、消費者が価格や電波状態などのサービスを比べて購入するように
なるためだ。

2008年以降、アイフォーン販売を独占してきたソフトバンクはデータ通信料を
月額4410円と、他のスマートフォンよりも1000円安く抑え、
端末価格も負担額を実質ゼロにするなど割安感を武器に販売を急拡大してきた。

「4S」は米国では2年契約を前提に199ドル(約1万5000円)で
まず販売されるが、国内での販売価格や毎月の通信料は両社ともまだ公表していない。
関係者の間では「ソフトバンクはさらなる料金競争を仕掛けるのでは」との見方も
あり、販売条件を巡る駆け引きも注目される。