素晴らしい北アルプスと自然と歴史の街・松本に東京から移住して44年になりました。
その間に教育県として誇りある県老人大学と市老人大学で学び、本郷公民館報編集委員
として14年間、地域活動に携わりました。
若い人たちともお付き合いさせていただくうちに友達ができ、縁談の仲人を頼まれることもありました。
私ども夫婦の生活体験を語り、モットーとして「愚痴と文句は不幸のもと、感謝と歓喜は幸せのもと」と話しました。
賛同された人の中から良縁が成立し、それが30組以上になりました。
子供が生まれては共に喜び、悩みがあれば共に悩み激励し、その中で家族が立派に成長していく姿を見て、縁というものは素晴らしいと感動しました。
世の中は人と人との縁によって和合すると、例えば自分には両親があり、その両親に父と母があったというように、さかのぼって数えてみると膨大な数になるという話を、本で読んだことがあります。
しかも過去に生死流転の無数の人々と縁を結んできたことになり、今の私の存在に深い感謝がわいてきます。
私たちが毎日を生きていくために、お米をはじめいろいろな食料品や生活必需品を求めるにしても、数え切れないくらいの人手がかかっているものです。この人たちとの縁がなければ、一日たりとも満足に暮らしてはいけません。
「袖振り合うも多生の縁」ということわざがありますが、道行く人と▼れ合うのも決して偶然ではなく、過去世からの深い宿縁であり、かかわりがあると考えます。その縁を大切にする生き方をはぐくむ哲学が今、必要ではないかと思います。
  
                                    亀仙人 84歳

シロップ_821は、84歳の亀仙人さんと話して感じたことは、大事なのは過去の功績ではない。
「今、どうしているのか」「これから何をするのか」なんです。
人生、80歳になろうが、90歳になろうが、命のある限り戦い、人びとを励まし続けるんです。
「生涯青春」でいくんですよ。