6日の欧州外為市場で、スイスフランがユーロとドルに対して急落している。スイス中銀がスイスフラン高への対策として、対ユーロの目標水準を1.20フランに設定したことを受けている。
 スイス中銀の発表直後にユーロは急伸。電子取引EBSで発表前の1.1270フランからすぐにターゲット水準に上昇した。その後も上値を伸ばし、約9%高の1.2150スイスフランをつけている。
 ドルも0.8000フラン付近から0.8370フランに上昇。ユーロ/ドルは一時1.4286ドルに上昇した。ドル/円は0.2%高の77.08円に上昇した。
 スイス中銀は、目標水準達成のため、無制限で外貨を購入する方針を明らかにした。
スイスフラン相場で取引を失敗したヘッジファンドがあるようでこの影響かも知れません。

とにかく、動きが荒くなってきており、とんでもない相場が出現するかも分かりませんが、為替介入にしろ、ファンドの破綻にしろ、一過性の動きであり基本は変わりません。

銀行株の下落が激しくなってきていますが、この背景には、三井住友の格付けが最大3段階引き下げられると一部で報じられており、またヨーロッパをはじめ世界中の銀行株の崩落もあり、ここにきまして下落のスピードが早くなってきているのです。

また、中国の地方政府系投資会社(雲南省公路開発投資)で事実上のデフォルトが発生しており、この手の投資会社(ノンバンク)はとてつもない不良債権の塊となり、中国経済を押しつぶすことになります。

控えめな推計で100兆円、最大値では200兆円を越える不良債権となっているとみられており、もはや制御出来ない不良債権となっており、問題はいつそれが炸裂するかにかかっています。

更に、深刻なのはノンバンクではなく、州政府の破たんに及んできていることであり、これが国際金融市場で問題にされれば、世界はひっくり返ります。
なぜなら、世界は中国に支援を求めていますが、肝心の中国のお尻に火がついていることが分かれば、もはや頼る者がいないとなるからです。

中国に大量に貸し込んでいる日本のメガバンクが消滅する事態も想定しておくべき事態になりつつあります。