ユーロ圏の「経済政府」誕生が現実味を帯びてきました。

仏サルコジ大統領と独メルケル首相がエリゼ宮(仏大統領府)で会談し、ユーロ圏諸国の経済・財政政策に関与する「経済政府」の設立や憲法への財政規律明記など統合促進に向けた共同提案を公表。

経済政府のあらましは、トップは任期2年半とし、ファンロンパイEU大統領が兼任するのが望ましとの意向を示し、ユーロ圏諸国が年2回の会合を開くとしてします。

 財政赤字の上限を基本法(憲法)に盛り込んだドイツを参考に、各国憲法に財政規律の明記を義務付けるべきだとの考えも示し、経済政府構想と共に、両国共同でファンロンパイ大統領に提案する模様です。

一方で、「ユーロ共同債」早期発行は見送られ、金融取引税導入を検討するとのことです。

これにより昨夜の欧米市場は軟調になった模様で、市場から「ムチ」ばかりで「アメ」が無いとの批判も出ているようです。

ユーロは「経済政府」誕生により加盟国の財政を一手に牛耳ることになり、やがて国の主権さえもユーロへ委譲することになり、「ユーロ連邦共和国」が誕生することになるでしょう。