今、韓国では空売り禁止となっており、売りが止められており、人為的な相場になっており、余計に振幅が激しくなる可能性があります。

フランス・スペイン・ベルギー当局は、金融株の空売りを禁止したと発表されており、金融危機がとうとう空売り禁止という事態にまで発展してきています。

この「空売り禁止」で、当面売り圧力は止まりますが、この金融危機の背後には「国債格下げリスク」があり、空売りが禁止されましても、「格下げ」された場合、いずれ実弾売りが出てきます。

その時、「空売り」が入っていない・入らない相場では買い戻しが入らない事態になり、一方通行になりやすくなります。

今は空売り禁止で小休止となりましても、格下げ後は怒涛の実弾売りが入れば相場は一気に崩れます。

また、空売りが禁止されていない市場で空売りが積み上がることもあり得ます。

人為的な相場構築は必ずしっぺ返しをうけるという、歴史に学んでいない金融当局の姿は世界どこでも同じだと言えます。

以前も指摘しましたが、相場崩壊の末期には相場が物凄く荒れます。

今のNYダウ・ヨーロッパ株等の荒れ方は異常を通り越しており、指数全体が「バクチ化」していると言えますが、
このような相場はしばらくすれば鎮静化し、何事もなかったかのような雰囲気になりますが、本当の暴落はその後に襲ってきます。

いつまでこの小康状態が続くか分かりませんが、1ケ月も続きません。

相場は相場に聞けと言われますが、相場と対話できるプロやセミプロは、動く銘柄ならなんでもよいと猛烈に動き回っており、それなりに利益をあげているようですが、優良株の下げ局面で買いを入れている個人は、買っても買っても値下がりする優良株にいい加減、頭に来ているようです。

東証コア30が年初来安値を付けていることを見れば、如何に個人が好きな優良株が売られているか分かります。
今日は金曜日もあり、日経平均は200円から300円上昇して終わらすでしょうが、果たしてどのような銘柄が高値引けするでしょうか?

急騰してきた太平洋セメント、五洋建設、兼松日産等の低位株になるのか、東電のような仕手株になるのか、それともソニーのような売られてきた優良株になるのか、それとも軽量級のシナジーやデジタルガレージになるのか。

フランスの格下げが迫ってきており、安心して株を枕にとはいきませんので、勝負は午後2時までかも知れませんが、2時半には公的資金が買いを入れてきますので、売り買いが激しくなるかも知れません。
世界最強の通貨と言われて買われてきましたスイスフランですが、スイスフラン高の裏側でスイス経済の悪化もあり、ここにきて一気に暴落となったものです。

ヨーロッパ株も3%以上の上昇、NYダウも4%弱の上昇となれば、当然日経平均も3%以上の上昇となってしかるべしでした。

後場は年金資金と日銀の買いが断続的に入るでしょうから、上昇するでしょうが、外人が猛然と売ってきており、果たしてこの売りに日銀・公的資金が勝てるかどうか。

また仕手株の【東電】は前場は4円高で終わっていますが、後場も上昇して引けることが出来るかどうか。
困った時のバクチ株の【東電】となるのかどうか、それとも【有名株】もダメ、【仕手株】もダメとなり、相場が崩れるのか。

どちらのシナリオもあり得ますが、どちらにしましても、個人は手出し無用だと言えます。
相場が底抜けるリスクが日々高まってきているからです。