福島県の公立小中学校で夏休み中に県外に転校する児童・生徒が1081人に上る
ことが8日、県教育委員会の調査でわかった。

 福島第一原発事故による放射線への不安から、1学期の終了を区切りとして県外に
引っ越すケースが相次いでいると県教委はみている。

 県教委学校経営支援課によると、内訳は小学生918人、中学生163人(7月27日
現在)。ほとんどが「健康面で心配がある」など、放射線への不安を理由にあげている
という。昨年の夏休み中の転校者数は集計していないが、県は「大幅に増えたのは明らか」
としている。

 調査によると、東日本大震災後から夏休み前までに県外に転校した小中学生は7672人
だった。夏休み前の転校は、被災して家を失ったり、警戒区域などから避難を求められたり
したケースが大半とみられる。