携帯電話各社が5日発表した7月の契約数によると、
新規契約から解約を差し引いた純増数で、ソフトバンク子会社のソフトバンクモバイルが
16カ月連続で首位だった。
米アップル製の「iPhone(アイフォーン)」が引き続き好調。
これに対し、アンドロイド搭載スマートフォンの品ぞろえを拡充したNTTドコモの純増数が
2位に続いた。
ソフトバンクの7月の純増は24万5000件(前年同期は27万9500件)。
純増数は前年より減少したが、首位を維持。
グループのウィルコムの7月のPHSの純増は4万6300件で6カ月連続で純増。
「だれとでも定額」の浸透で純増が定着した。
続くNTTドコモの7月の純増は19万5500件(同14万5100件)。
アンドロイド搭載の「エクスペリア・アクロ」、「ギャラクシーSII」、
「メディアスWP(防水)」など夏モデルとして発表しているスマートフォンの品ぞろえが
増えたのが寄与した。
さらに7月から高速・大容量通信「LTE」の受信エリアが拡大し、6月末に発売した
LTE対応のモバイルWiFiルーターも好調だった。
7月末のLTEの契約残高は前月比3.5万件増加の8.4万件になった。
3位はKDDIで10万8100件(同5万1800件)。「エクスペリア・アクロ」や
「アクオスフォン」のほか、防水・防塵・耐衝撃の「ジーズワン」、
デザイナーが手掛ける「INFOBAR」、高速無線WiMAX(ワイマックス)対応の「EVO」が
寄与した。
品ぞろえが増えたことで、同社の7月のスマートフォンの販売は6月に比べて2倍を超えたという。
UQコミュニケーションズ(東京都港区)の純増数は7万0400件(同4万3500件)だった。
4位はイー・モバイル(イー・アクセス)で8万5000件(同8万1500件)だった。
モバイル無線LANルーターだけでなく、アンドロイド搭載スマートフォンを7月に追加したことも
純増に寄与した。
7月の番号継続制度(MNP)の状況は、ソフトバンクが4万7100件の転入超で23カ月連続の
プラスだった。
イー・モバイルは100件の転入超で6カ月ぶりにプラス浮上。
一方で、NTTドコモは3万5500件、KDDIは1万1800件の転出超。
ドコモは30カ月連続、KDDIは16カ月連続のマイナスだった。