▼中部電力は2012年3月期通期連結業績予想を公表し、当期純損益が1400億円の赤字に陥る見通しを明らかにした。浜岡原子力発電所・全号機の運転停止に伴い、燃料費の増加などから約3000億円の収支悪化を見込むため、営業損益・純損益ともに大幅な赤字見通しとなった。なお、同社が営業赤字に転落するのは、1994年に連結決算を開始して以来で初めてのこと。



▼神奈川県小田原市に本拠を置く建設業の「田中組」は、7月28日付で東京地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したことが明らかになった。1918年(大正7年)に創業の同社は、舗装などの土木工事や各種建物の建築工事を主力とする老舗の総合建設業者で、神奈川県西部を主要エリアとするほか静岡県御殿場市にも営業所を開設するなど事業を拡大していた。しかし、景気低迷による公共工事の縮減で売上が減少したほか、競争激化による受注単価の落ち込みで資金繰りが逼迫したため、自力での再建を断念し今回の措置に至った。信用調査会社の東京経済によると、2010年5月期時点の負債総額は約20億円の見通し。



▼東証1部上場の自動車メーカー「マツダ」は、2012年3月期第1四半期連結業績を発表し、四半期純損益が255億4300万円の赤字に陥ったことを明らかにした。東日本大震災による部品調達の遅れなどで減産を余儀なくされたことから、売上高は前年同期に比べ29.4%の減少を記録し 、利益面でも営業損益・純損益ともに大幅な赤字となった。