巨大な青色のサッカーボール型をした惑星状星雲を、オーストリアのアマチュア天文家が発見した。
惑星状星雲形成のメカニズムを解明する新たな手掛かりになる可能性があるという。
惑星状星雲は、年老いた星から放出されたガス雲である。初期の望遠鏡で観測した18世紀の天文学者が巨大ガス惑星と誤解し、
そう名付けられた。
1980年代以降のデジタル化された天体写真を調べていたアマチュア天文家マティアス・クロンベルガー
(Matthias Kronberger)氏は2011年1月、サッカーボール型の星雲「クロンベルガー61」を発見。
その後、ハワイのジェミニ天文台がこの領域をクローズアップして観測し、カラー合成画像を作成した。
クロンベルガー61は、はくちょう座に位置し、約1万3000光年離れている。奇妙なことに、3000個もの他の惑星状星雲とは異なり、
ほぼ完全な球形だという。
「長く伸びていたり、羽を広げた蝶のような形がほとんどだ。球形はなかなか見られない」と、
カリフォルニア州パサデナで巨大マゼラン望遠鏡計画に携わる天文学者ジョージ・ジャコビー氏は語る。
同氏は、ジェミニ天文台での画像作成にも参加した。
太陽に似た星の場合、内部での核融合により、大部分の水素がヘリウム、さらに炭素へと変わる。
やがて星は不安定になり、膨張して赤色巨星になる。
高温の中心核は収縮するとともに脈動し始め、最終的には外層のガスを放出する。中心核が露出すると、
ガスが中心核の放射線によって熱せられ光を放ち、惑星状星雲となる。
▼サッカーボール型の星雲が形成プロセスを解明する?
惑星状星雲が羽を広げた蝶などの複雑な構造を形成するプロセスについては、ジャコビー氏ら天文学者の間で大きな議論となっている。
一部の天文学者らは、年老いた星が付近の別の星や巨大な惑星から受ける重力や磁気の“干渉”が原因だと推測している。
惑星状星雲形成のメカニズムを解明する新たな手掛かりになる可能性があるという。
惑星状星雲は、年老いた星から放出されたガス雲である。初期の望遠鏡で観測した18世紀の天文学者が巨大ガス惑星と誤解し、
そう名付けられた。
1980年代以降のデジタル化された天体写真を調べていたアマチュア天文家マティアス・クロンベルガー
(Matthias Kronberger)氏は2011年1月、サッカーボール型の星雲「クロンベルガー61」を発見。
その後、ハワイのジェミニ天文台がこの領域をクローズアップして観測し、カラー合成画像を作成した。
クロンベルガー61は、はくちょう座に位置し、約1万3000光年離れている。奇妙なことに、3000個もの他の惑星状星雲とは異なり、
ほぼ完全な球形だという。
「長く伸びていたり、羽を広げた蝶のような形がほとんどだ。球形はなかなか見られない」と、
カリフォルニア州パサデナで巨大マゼラン望遠鏡計画に携わる天文学者ジョージ・ジャコビー氏は語る。
同氏は、ジェミニ天文台での画像作成にも参加した。
太陽に似た星の場合、内部での核融合により、大部分の水素がヘリウム、さらに炭素へと変わる。
やがて星は不安定になり、膨張して赤色巨星になる。
高温の中心核は収縮するとともに脈動し始め、最終的には外層のガスを放出する。中心核が露出すると、
ガスが中心核の放射線によって熱せられ光を放ち、惑星状星雲となる。
▼サッカーボール型の星雲が形成プロセスを解明する?
惑星状星雲が羽を広げた蝶などの複雑な構造を形成するプロセスについては、ジャコビー氏ら天文学者の間で大きな議論となっている。
一部の天文学者らは、年老いた星が付近の別の星や巨大な惑星から受ける重力や磁気の“干渉”が原因だと推測している。