格付け機関のムーディーズは25日、ギリシャのソブリン格付けを「Caa1」から3ノッチ引き下げ「Ca」とし、ギリシャ国債のデフォルトが事実上100%になったことを示唆しているとコメント。株式市場もリスク回避へ動いたことで、ユーロは一目/雲の下限や89日移動平均線が位置する1.43ミドルレベルをブレイクする場面も見られた。しかし、格付け会社の動向は既にサルコジ仏大統領も言及しているように予想の範囲内であり、終値ベースでは1.43ミドルレベルを維持したことから、ユーロドルは欧州債務問題が燻り続ける中でも1.43台で底を固め、1.44ミドル以上にあるオファーを突破できるかが焦点となりそうだ。
更にこのユーロドルの動きが示すところは、為替市場の焦点が欧州債務問題から一時的に米債務上限問題へと軸足が移っていることを示唆しているということだろう。この問題の本質的問題は中長期的に米国の財政赤字を社会保障改革等により改善することにある。ただ、目先の市場の関心事は、デフォルトを回避できるかどうか、この一点に集中している。市場では最終的に合意に至るというのがコンセンサスだが、民主・共和両党の歩み寄りは進まず、本日もドル売り基調は続く可能性が高い。特に対円では78円前半での攻防が激しさを増している。78円割れにはストップが並んでいるとの観測があり、77円台には明確なサポートポイントも見当たらない。また、78円前半が底堅ければ堅い程、破られた場合、市場に与えるインパクトも相当なものになる可能性もあり、一気に76円台へ到達するダウンサイドリスクへの警戒感を本日はもう一段上げて臨みたい。
また、リスク回避時には日本円同様に買われ易いスイスフランも対ドルで0.80の心理的ライン目前まで迫っている。市場では破られた場合、0.79ミドルレベルで反転するかがドル売りの強さを見極める上でポイントとなるとの声も一部であるようだ。
オバマ米大統領の演説に注目
このように欧州債務問題以上に材料視され始めている米債務上限問題だが、本日日本時間午前10時(現地時間午後6時)にオバマ米大統領が国民に向け、この問題に対する最善の方法について演説するとの報が流れている。
大統領自らが前面に立つということは、裏で何らかの合意が得られた可能性もあり、デフォルト回避に前進する具体的内容が示されるならば行き過ぎたドルのショートカバーによりドル円やドルスイスは上昇する可能性も出てくる。
逆に、内容の無い演説に終始するようなら失望を誘い、それぞれ78.00、0.80のラインブレイクをトライする動きが強まる可能性も出てくるため、10時以降の値動きには特に注意して臨みたい。
更にこのユーロドルの動きが示すところは、為替市場の焦点が欧州債務問題から一時的に米債務上限問題へと軸足が移っていることを示唆しているということだろう。この問題の本質的問題は中長期的に米国の財政赤字を社会保障改革等により改善することにある。ただ、目先の市場の関心事は、デフォルトを回避できるかどうか、この一点に集中している。市場では最終的に合意に至るというのがコンセンサスだが、民主・共和両党の歩み寄りは進まず、本日もドル売り基調は続く可能性が高い。特に対円では78円前半での攻防が激しさを増している。78円割れにはストップが並んでいるとの観測があり、77円台には明確なサポートポイントも見当たらない。また、78円前半が底堅ければ堅い程、破られた場合、市場に与えるインパクトも相当なものになる可能性もあり、一気に76円台へ到達するダウンサイドリスクへの警戒感を本日はもう一段上げて臨みたい。
また、リスク回避時には日本円同様に買われ易いスイスフランも対ドルで0.80の心理的ライン目前まで迫っている。市場では破られた場合、0.79ミドルレベルで反転するかがドル売りの強さを見極める上でポイントとなるとの声も一部であるようだ。
オバマ米大統領の演説に注目
このように欧州債務問題以上に材料視され始めている米債務上限問題だが、本日日本時間午前10時(現地時間午後6時)にオバマ米大統領が国民に向け、この問題に対する最善の方法について演説するとの報が流れている。
大統領自らが前面に立つということは、裏で何らかの合意が得られた可能性もあり、デフォルト回避に前進する具体的内容が示されるならば行き過ぎたドルのショートカバーによりドル円やドルスイスは上昇する可能性も出てくる。
逆に、内容の無い演説に終始するようなら失望を誘い、それぞれ78.00、0.80のラインブレイクをトライする動きが強まる可能性も出てくるため、10時以降の値動きには特に注意して臨みたい。