大規模な財政赤字削減でぎりぎりの交渉―米大統領と下院議長
米債務上限引き上げの前提となる財政赤字削減をめぐる政府と共和党との交渉で、オバマ大統領とベイナー下院議長(共和)が大規模な財政赤字削減案に焦点を絞ってぎりぎりの話し合いを行っていることが明らかになった。関係筋が21日、ホワイトハウスが民主党指導部に伝えた報告として語った。
同案では、今後10年間で約3兆ドル(約230兆円)の歳出削減を、また2012年末までに税制改革を実施して10年間でほぼ1兆ドルの歳入増を図ることになっている。カーニー大統領報道官によれば、オバマ、ベイナーの両氏は合意には近づいていないが、大統領は引き続きできる限り大規模な赤字削減合意を目指している。
議会筋によれば、オバマ、ベイナー両氏の話し合いでは増税は対象となっていない一方、削減対象に社会保障やメディケア(高齢者医療保険)など公的給付金が含まれている。民主党は、公的給付金を削減する場合には増税をセットにする必要があると主張しており、民主党が同案に反発する可能性がある。
政府と共和党が財政赤字削減案で合意したとしても、一部共和党議員が債務上限引き上げに反対するとみられるため、共和党が多数派を占める下院でも債務上限引き上げ承認のためには民主党の支持が必要になる見込みだ。
米国の債務残高はすでに現行の法定債務上限(14兆2900億ドル)に達しており、8月2日までに議会が上限引き上げを認めなければ債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがある。
ホワイトハウスは、それまでに政府と議会指導者が大規模な財政赤字削減案で合意に達しなければ、大統領は短期的な債務上限引き上げ法案に署名する意向であると表明している。ただ、その場合でも短期的な引き上げ法案を策定し成立させるのに2、3日間は必要となる。
一方、ほぼ90人の下院共和党議員は、マコネル共和党上院院内総務が提唱している財政赤字削減を伴わない債務上限引き上げ案について反対の署名を行っている。
米債務上限引き上げの前提となる財政赤字削減をめぐる政府と共和党との交渉で、オバマ大統領とベイナー下院議長(共和)が大規模な財政赤字削減案に焦点を絞ってぎりぎりの話し合いを行っていることが明らかになった。関係筋が21日、ホワイトハウスが民主党指導部に伝えた報告として語った。
同案では、今後10年間で約3兆ドル(約230兆円)の歳出削減を、また2012年末までに税制改革を実施して10年間でほぼ1兆ドルの歳入増を図ることになっている。カーニー大統領報道官によれば、オバマ、ベイナーの両氏は合意には近づいていないが、大統領は引き続きできる限り大規模な赤字削減合意を目指している。
議会筋によれば、オバマ、ベイナー両氏の話し合いでは増税は対象となっていない一方、削減対象に社会保障やメディケア(高齢者医療保険)など公的給付金が含まれている。民主党は、公的給付金を削減する場合には増税をセットにする必要があると主張しており、民主党が同案に反発する可能性がある。
政府と共和党が財政赤字削減案で合意したとしても、一部共和党議員が債務上限引き上げに反対するとみられるため、共和党が多数派を占める下院でも債務上限引き上げ承認のためには民主党の支持が必要になる見込みだ。
米国の債務残高はすでに現行の法定債務上限(14兆2900億ドル)に達しており、8月2日までに議会が上限引き上げを認めなければ債務不履行(デフォルト)に陥る恐れがある。
ホワイトハウスは、それまでに政府と議会指導者が大規模な財政赤字削減案で合意に達しなければ、大統領は短期的な債務上限引き上げ法案に署名する意向であると表明している。ただ、その場合でも短期的な引き上げ法案を策定し成立させるのに2、3日間は必要となる。
一方、ほぼ90人の下院共和党議員は、マコネル共和党上院院内総務が提唱している財政赤字削減を伴わない債務上限引き上げ案について反対の署名を行っている。