円高・少子高齢化・市場縮小・高い法人税に加え、電力危機が加わり、産業空洞化の「圧力」は高まる、と日経は報じていますが、これに加え、政治の体たらく、日本人の劣化もあり、企業はもはや日本という選択肢はなくなりつるあると言えるのです。

日経は「空洞化圧力」と報じていますが、実際は空洞化という次元ではなく、日本脱出という事態にまで進んできているのです。

この日経報道の中で、以下のような指摘をしています。

『酸化インジウムターゲット材』。液晶パネル表面の電極幕に欠かせない部材が震災で供給危機に陥った。世界シェア45%のJX日鉱日石金属の磯原工場が被災したためだ。国内の液晶パネルメーカーの間で、部材の調達先を韓国企業に切り替える動きが浮上。ターゲット材を「戦略部材」と位置づける経済産業省は各メーカーとの直談判で、調達先の海外シフトを思いとどまらせた。

問題はここからです。

企業は先を行く。当のJX金属は今秋までに韓国か台湾、もしくは中国に工場用地を取得し、12年にも生産を始める方針を固めた。

日本政府は日本にとり「戦略部材」と指定しましても、企業からすれば、「もはや日本政府の言う事は聞かない、生き残りをかけて海外でも生産しそのための投資は海外で行う」となっているのです。

かつては官僚の言う事は行政指導という暗黙の命令であり絶対でしたが、今や官僚のレベルが落ちており、
沈みゆく日本丸(国会議員・官僚)に付き合ってられないとなってきているのです。

新卒就職率云々という次元ではなく、既存の雇用さえ減少していくという事になり始めているのです。