東京電力は14日、福島第一原子力発電所2号機で進めている作業用トンネルにたまる高濃度汚染水の集中廃棄物処理施設への移送が同日午前7時までに5070トンに達し、目標(1万トン)の半分を超えたと発表した。


 だが、作業用トンネルの水位は、4月19日の移送開始時に比べ、逆に4センチ上昇しており、処理が思うように進んでいない。

 2号機の汚染水は1~4号機のなかで最も放射線量が高く、処理を優先させてきた。毎時10トンの移送量を4月中に倍増する計画だったが、3号機の汚染水も増え、その保管場所の確保のため、移送量を増やせないでいる。一方、点検のための移送中断や、原子炉に注入している毎時7トンの水の漏出などのために水位は逆に上がり、地面から76センチ下まで水面が迫っている。