福島県の富岡町や川内村の住民ら合わせて約2,000人が避難している郡山市の
ビッグパレットふくしまで男女合わせて少なくとも60人以上がノロウイルスの疑いなどで
治療を受けたことが10日までに関係者の話で分かった。

 県などによると、8日から10日にかけて大勢がノロウイルスにみられる腹痛や
下痢の症状を訴え、治療を受けたという。訴えたのは幅広い年齢層で医療チームの
診察・治療を受けて別室で安静にしているが、いずれも快方に向かっているという。

 事態を受けて医療チームはトイレなどの消毒を実施したほか、避難者に向けて
アルコール消毒の多用やマスク着用などをあらためて呼び掛けた。また、県は県内の
全避難所に感染症予防啓発のためのチラシを配布した。避難生活の長期化で体調を
崩している人も多く、県は「各避難所で一層、衛生管理に注意を払うとともに
啓発活動を強化していく必要がある」としている。