世界三大テノールの一人、プラシド・ドミンゴ(70)が10日、東京・渋谷の
NHKホールで公演を行い、アンコールで、東日本大震災の被災者に向けて
唱歌「ふるさと」を日本語で歌った。つやのある歌声が会場に響くと、
観客は総立ちになり、拍手を送った。
 終演後、取材に応じたドミンゴさんは「世界にとって悲しい出来事で、
被災者にかける言葉もありません。音楽は大したことはできないけど、
聴いている間は苦しみを忘れてもらえると思います」と話した。
 自身もかつてメキシコで大地震を経験し、親類を亡くしたことを明らかにし、
「いつか強い気持ちになれる日が来るので、そう信じて頑張ってください」と
力を込めた。