ソフトバンク株式会社・代表取締役社長の孫正義氏は2011年4月3日、ニコニコ動画の生放送
「田原総一朗×孫正義 対談 ~東日本大震災について~」に出演し、これからの原子力のあり方について、
「国民投票で直接国民の意見を聞いては」と提案をした。
孫氏は、東日本大震災の発生後からこれまでに、放射線量測定器(ガイガーカウンター)を携えて、
福島第1原子力発電所周辺などの被災地を見てまわったという。
番組で原子炉の専門家の話に耳を傾けていた孫氏は、これまで政権側の政治家やいわゆる
御用学者、そして官僚が中心となって原発の安全性を審査していることに対し、
「通信の世界も同じだからよくわかる。『なんとか審議会』で審議されるときには、すでに答えが出ている」と疑問を呈した。
また、「与党だったときの自民党は原発を推進した。(現政権の)民主党も原発関係の労組が強く、票田になっている」と指摘し、
「少なくともこの原発問題だけは、国民の意見を代理して決める代議士方式じゃなく、
国民投票で直接この件に焦点を当てた投票ができるようにしないと、国民の本当の意見は表せられないんじゃないか」と話した。