東北関東大震災による企業活動への影響が世界的に広がる中、Motorolaや
Samsungから追われる立場のAppleは、iPad 2の部品供給が滞らないよう
台湾企業に働きかけているようだ。

日本では東北地方を中心に多くの工場が被災したほか、福島第一原発の事故による
避難命令が出たことで電子部品の生産が大きく停滞している。Appleは日立や
東芝などが被災したことによる部品供給の減少を、台湾のAU Optronics(AUO)に
よって補おうとしているとのこと。市場関係者の予測では、AppleがAUOに打診した
iPad 2用ディスプレイの生産量は1日10万個、年間3,000万個にもなるとみられ、
これはタブレットデバイスの世界的需要の約半数に当たる。供給を保証するため、
AppleはAUOに通常の3~4倍の価格を提示したともいわれている。

なお、日本ではiPad 2の発売日が延期となっているが、これは被災者に配慮した
ものであり、部品不足とは無関係とされている。