海外から「巨大地震と放射能の国」とレッテルを貼られた日本。東北のインフラ破壊、
停電・節電、ガソリン不足、買い占めパニックも重なって日本経済は混乱の極みだ。
大失業時代がくるのか。会社は、業界は大丈夫なのか。シリーズで現場を探る。
●スーパー
東電の計画停電がスーパー業界を大混乱させている。
「営業時間をきっちりと決められないので、買い物客に迷惑ばかりかけてしまいます」(中堅スーパー関係者)
イトーヨーカドーやイオンなど大手スーパーは、基本的に通常通りに営業している。
「計画停電のある時間帯に限り店を閉めます。ただ何時に停電するのか、あるいはしないのかがハッキリしないので、
停電後に閉店ということもあり得ます。その時は自家発電による非常灯で来店客を誘導するようにしています」(ヨーカドー関係者)
24時間営業の店舗がある東急ストアは、25日時点で終日営業を行っている店はゼロ。
計画停電に合わせ営業時間を決めている。
「店ごとに営業時間はまちまちです」(東急ストア関係者)というから、何時にオープンして、
何時に閉店するかは、当日でないと分からないケースもある。
「商品の供給不足が重なって1日のうち1時間しか営業しない食品スーパーもあります。
大手スーパーはある程度商品を確保できるでしょうし、自家発電で停電にも対応できます。
しかし中堅以下は店を開けられず、品不足も続きます。顧客を大手スーパーに奪われ始めています」(流通関係者)
計画停電と品不足が、中小スーパーの経営を直撃している。