25日、2011年3月期の連結業績予想を下方修正したと発表した。営業利益は600億円(従来予想1000億円)に、当期利益はゼロ(従来予想は150億円)にそれぞれ減額の見通し。

 国内市場の回復遅れが影響したITサービスと従来型端末が不振の携帯電話事業の収益悪化が下振れの要因という。

 営業利益はITサービス事業で220億円、携帯電話などパーソナルソリューション事業で160億円それぞれ減額要因が発生した。売上高も3兆2000億円(従来予想3兆3000億円)に予想を引き下げた。

 NECは先月27日、10年4─12月期業績を発表した際に11年3月期の携帯電話出荷台数見込みを600万台から500万台に下方修正した。前日はNECブランド初となるスマートフォンの3月中の発売が発表されたが、成長分野に出遅れたことが響いた。